世の中には、海外旅行の達人と呼ばれる人もいる。
世界中あらゆる場所の情報を持っていて、言語能力にも長けていて、どんな場所を旅しても、その土地のツボのような場所を押さえて旅行を200%楽しんでいるような達人だ。
残念ながら、私は彼らのような達人ではない。
ただ、彼らほどの情報量や能力に長けてはいないが、世界中のどこを旅しても結構、旅を楽しんでいる。
特にこの5年は、スマホと海外でのネット環境もよくなり、Google Mapをいつでも使えるようになって恩恵によるところが大きい。
皆さんは、海外旅行でGoogle Mapを十分に活用しているだろうか?
今回、私のGoogle Map活用術(と言ってもすごい簡単なこと)を簡単に紹介して、皆さんも旅の情報を簡単に集約して、旅行先でのアドリブ旅のコツを知ってもらいたいと思う。
アドリブ旅の準備
旅行の達人たちは、脳の中にたくさんの情報が詰まっている。
そして、その時々のシチュエーションに合わせて最適な解答を脳の中の引き出しからパッと取り出し、旅を楽しむのだ。
旅の初心者は、もちろん、それほどたくさんの情報が頭の中に入っているわけではない。
日本から持参したガイドブックにチェックしていた数カ所の目的地から、その日行く場所を決める。といった旅になることが多いだろう。
それでは、突然の雨などの天候不良のときに行くべき場所はチェックしていないかもしれない。思った以上に旅の疲れが溜まって今日はしんどいなというときに使える良いマッサージ店もガイドブックには乗っていないかもしれない。
つまり、アドリブ旅に必要なのは、ケースバイケースに合わせた情報量とそこへのアクセス方法だろう。
皆さんも旅行前には、ガイドブックやネットを調べてたくさんの情報を知っていたはずだ。
しかし、特に行きたい場所として、付箋を入れておいた場所以外の情報がどこかにあったか思い出すのは、難しいだろう。
そんなせっかく集めていた情報は、スマホのGoogle Map中に簡単にチェックしておくのがアドリブ旅への近道だ。
1. ガイドブックを読むか!? 読んだらしおりではなく、google mapで★印
海外旅行では、ガイドブックを読む派と読まない派に分かれるかもしれない。
私は、圧倒的にガイドブックを読む派。
と言っても、ガイドブックに乗っているところをスタンプラリーのように全て余すところなく行きたいから!
という使い方ではなく、あくまで、行ったことのない土地に行くための「モノサシ」作りのためと行ってもいい。
基本的には、ガイドブックは旅行に行く前に自宅で事前に読む。
普通の人は、気になるところを見つけたら、ページの端を折っておいたり、丁寧な人はポストイットやしおりを挟んだりしているのではないだろうか。
私は気になるところは、google Mapで検索して★印をつけておく。
スマホでもいいし、PCからでもいい。
例えばこんな感じになる。
ホテルを予約していれば、そのホテルにも印をつける。
ガイドブックだと、ちょっときになるところもチェックしていったら、どんどん折り目が溜まってしまい、肝心の場所を見つけづらくなったりしてしまうだろう。
その点、Google Mapが優れているのは、パッと見で全ての場所が見えることだ。
自分が今いるところから一番近い場所だったり、今日行く場所をルートとして考えることもできる。
この一覧性の高さ。
これがGoogle Mapの強みだ。
ガイドブックで気になった場所は、どんどんgoogle mapに★印をつけて、自分だけのMapを作っていこう。
2.ネットで見つけた情報もGoogle Mapで、★印をつける。
ガイドブック以外にもネットで見つけたスポットも、もちろんチェックしておける。
ネットで調べた情報の方が、そのままGoogle Mapの座標が入っていたりして、そのままチェックしやすいのでより便利なことも多い。
旅の達人たちのブログやクチコミで見つけた場所を自分のMapに入れていけば、彼らの脳みそと同じようなデータベースがGoogle Mapに出来上がっていくのがメリットだ。
コンピュータとハードディスクの発展で、記憶力の重要性は低くなっていると思う。
私同様に記憶力に自信がない人は、記憶の外部化をオススメする。
Google Mapに覚えて貰えば、記憶しておく必要がなくなる。
新しい気になる情報にアクセスしたときに、きちんとチェックしておく一手間を忘れなければ、記憶することから解放される!
3.旅先で聞いた情報もどんどん追加。
旅先のホテルのコンシェルジェやスタッフなどにこの辺でいい店ないか?
とか、オススメの場所はないか?
など聞くこともあるだろう。
そんな情報もすかさず、Google Mapに登録するのもオススメ。
もしくは、その場所に行ってから現在地の保存として登録して記録しておくのもいい。
行った場所を記録してもしょうがないんじゃ?と思う人もいるかもしれないが、万が一、次に旅行で訪れたときに生きた情報として使える。2年後でも3年後でも、いつかまた来たくなったとき、この情報が生きてくる可能性は高い。
しかも、覚えておく必要がない。
なぜなら、Google Mapが覚えておいてくれるからだ。
アドリブ旅の実行編
事前だったり、旅行中だったり、いろいろな情報をGoogle Mapに登録しておくことで、旅の達人たちの脳みそ内にあるデータベースに近い情報源を持つことができている。
あとは、海外でのネット環境を確保するだけ。
・海外旅行先でも使えるレンタルのポータブルWifiをゲット
・現地のフリーSIMカードを活用する。
1箇所旅行する程度なら、空港などでレンタルできるポータブルwifiが一番簡単で気楽ですね。
旅の仲間たちと共有することもできるので、料金もワリカンしてしまえばOK。
インドネシアでのレンタルwifiの利用料金・仕様
- 1日500 MBの大容量プラン・3G回線 : 921円/ 1日
- 空港受け取りOK
- 1日500 MBの大容量プラン・3G回線 :1,050円 / 1日
- 空港受け取りOK
- 1日500 MBの大容量プラン・3G回線 :980円 / 1日
- 空港受け取りOK
値段はどこもそれほど変わらない。
旅行時期には、セールなどもやっているが、それほど変わらないだろう。パッとみで気になったところでレンタルしてしまえばいい
1日500MBの容量だが、十分な通信量だ。
Google Mapなら700回くらい使える。
出先でもホテルでもネットサーフィンをしてしまうと、あっという間だが、ホテルではホテルのwifiを使用しておけば、通信量オーバーになることは、ほとんどないだろう。
ネット環境さえ整えてしまえば、
Google Mapデータベースで毎日行きたい場所を選べば、アドリブ旅の達人に近づいているでしょう。
旅先でガイドブックがなくても、その日の気分や体調に合わせた行き先を見つけて、旅を150%満喫できる。
しかも、幾つかのスポットを組み合わせて、1日のスケジュールだって作れてしまう。
Google Mapで、一気に旅の仕方が変わると思います。
また、何かトラブルがあったとしても、Google Mapを作っていると安心。
Google Map上に宿泊しているホテルや今いる場所も表示されるのだから、全く心配ない。
冷静にホテルまで戻ったり、近くでチェックしていたカフェに立ち寄り、再度プランを練り直すといったことも可能だろう。
アドリブ旅 記録編
Google Mapに登録しておくといいことは、実は帰ってからもある。
旅の記録が自動的に出来上がっているのだ。
例えば、バリ島ではないが、私がニューヨーク旅行の際に完成したGoogle Mapがこちら。
たくさんの星があり、自分のいったところが俯瞰視点で見ることができる。
ニューヨーク旅行を楽しんだ証として楽しむことができるのだ。
もちろん、またニューヨークに行った時には、このマップにさらなる情報を登録して、過去の情報と合わせて活用してアドリブ旅を楽しむことだってできる。
アドリブ旅のプロになる!Google Map活用術まとめ
Google Map活用術いかがでしたか?
非常に簡単な割に使える方法なので、ぜひオススメしたいと思います。
最近では、★の種類も色分けできるようになっているので、余裕があったら色分けしておくとより使いやすいマップが出来上がるでしょう。
バリ島オススメガイドブック
Google Mapに登録する情報を見つけるのにオススメのガイドブックを幾つか紹介しておきます。
ウブド探索に非常に使えた一冊。スポットの選び方が秀逸でおしゃれ。
ベッキーが逃避行したバリ島の記録?アヤナリゾートなど高級リゾートに実際泊まって撮影したらしい。贅沢!
地球の歩き方のリゾート版。割とライトな作りで見やすい。
定番中の定番「地球の歩き方」カタログ的な情報が多いのでスポット発見には若干使いづらいかも。