海外旅行で人気のバリ島でも近年さらに盛り上がっている高級リゾートホテル。
コンラッド、リッツカールトン、セントレジスなど名だたるリゾートグループもあれば、日本でも絶大的なリピート率を誇る星野リゾートグループもついにバリ島に星のや バリ をオープンさせたり、勢いを増し続けている。
数あるバリ島リゾートホテルの中でもランキングやオススメで必ずと言っていいほど名前が上がるのが、アヤナリゾート&スパ。90ヘクタールの広大な敷地には、バリ島一のサンセットの名所として有名なロックバーを筆頭に魅力的なレストラン、12のプール、プライベートビーチ、そしてスパなどなど高級リゾートらしい最高の施設が勢ぞろいしています。
そして、高級リゾート感をとことん味わうならプライベートヴィラのザ・ヴィラズ アット アヤナリゾート に滞在するのがオススメです。
今回は、そのバリ島リゾートの最高峰アヤナリゾートのプライベートヴィラに実際に滞在してきた体験を旅行記としてまとめました。
念願のザ・ヴィラズ アット アヤナリゾートのプライベートヴィラ宿泊体験レポート
アヤナリゾートは2、3年前から意識していて、その高額な宿泊費でなかなか行く機会を作れませんでした。どちらかといえばリーズナブルなホテルでコストを抑えたい派だからです。でも、今回思い切って高級リゾートに初めて滞在しましたが、結果的には最高!アヤナリゾートだからこその悠久の上質な時間を過ごした3日間は最高で、お値段だけの価値をしっかり提供してくれました。
今回、私が泊まったのは、アヤナリゾートの中でも最も安いオーシャンビューヴィラ。それでも1泊65,000円と超贅沢。私がこれまでの人生で泊まったホテルの中でも最高額を更新しました。
それでは、アヤナリゾートのプライベートヴィラ内部を紹介していきましょう。
300㎡のプライベート空間の12設備を徹底レポート!
バリ島リゾートをぎゅっと濃縮したヴィラ
まず、アヤナリゾートのヴィラが優れていたのは、他人の視線も完全シャットアウトする綿密な設計でヴィラを配置しているため、ヴィラ内部でのんびり過ごしている姿(ある意味だらしない姿)を外部から覗かれるような心配はありません。
せっかくのヴィラですから、プライベートな空間をしっかりと担保してくれるのは、さすがアヤナリゾートクオリティです。
そして、300㎡の広さはゆったりとした作りで否が応でもリラックスしてしまいます。
まずは、Gopro片手にヴィラ内を歩いた1分30秒ほどの動画をご紹介します。ヴィラの全貌を確認できると思います。
動画を確認した方は、ベッドルームやバスルーム、リビング以外にも気になるポイントが幾つかあったかと思います。
さらにヴィラ内部の12設備について詳細をレポートしていきましょう。
01: 門
まずはバリ島らしい石門です。
ホテルであることを忘れて、普通にバリ島のお家にお邪魔するような気分でヴィラに入っていきます。
石門にはポストがあって、最終日には事前にホテル内のルームチェックの請求をまとめてくれた書類を投函してくれているので、チェックアウトも楽チンです。
02: リビング
ヴィラの門をくぐり、ガラス扉の鍵を開けるとそこには15畳ほどのリビングが広がります。
そのまま突き抜けると外に出ることができます。
到着当日はバラとウェルカムドリンクのシャンパンが置いてありました。
03: ベッドルーム
リビングから廊下を通ってベッドルームへ。
こちらも15畳くらいの広さで、天蓋付きのキングサイズベッドとちょっと横になれるソファーベッドが足元に。
その先に抜けるとこちらからも屋外に出ることができます。
夜の雰囲気はこんな感じです。もちろんカーテンを開けてバリの夜を眺めてもいいでしょう。
ベッドに寝転びながら外を眺めると空が広がって気持ちいいです。
インド洋も遠くに少し見えますね。朝起きてからしばらくはそのまま寝転がって空を眺めたりしてました。
04:プライベートプール
外に出るとヴィラの敷地内に自分たちだけのためのプール!
象の置物から水もずーっと出し続けられて綺麗なプールです。バリの昼の熱気に疲れたらそのままザブンと飛び込みます。
夜はちょっと冷たいですが、夜中の暗い中入るプールも不思議な感覚で気持ち良いのでオススメです。普通のホテルプールだと夜は入れないところが多いのでプライベートプールならではの新体験ですね。
プライベートプールの短い動画もどうぞ。
小鳥が2匹。プールサイドにやってきて、しばらく水を飲んでいました。
当たり前ですが、そのくらい綺麗なプールです。
デッキチェアも2台、パラソルと小さなテーブルもプールサイドに備え付けてあります。
寝っ転がりながら本を読んで、暑くなってきたらそのままドボンを繰り返しながら、当時、出版されたばかりの村上春樹の最新の長編小説「騎士団長殺し」を完読しました。
中世とかの話と思いきや、普通に現代の小田原が舞台の話でした。久しぶりの村上春樹でしたが、いつも通りです。
ベッドルーム側の外にはテーブルとチェアがあるので夜ふかししながらビールを飲むのに最適です。
05: ガゼボ(東屋)
屋外にはプールともう一つガゼボがあります。
2畳ほどの空間で屋根があり、ちょっと高台にあるので眺めが良い休憩処です。
インド洋を眺めながら寝転がって、こちらでも本を読んだりしていました。
飽きたらプールにドボンです。
また、2日目の朝はヴィラに朝食のルームサービスを頼んだのですが、このガゼボに朝食を運んでもらい、のんびりした朝の時間を過ごしたのはかなり贅沢な気分を味わえます。
インヴィラブレックファーストの詳細はこちらの記事にまとめています。
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06: 廊下
リビングとベッドルーム、バスルームをつなぐ廊下もゆったりしています。
そして、ここにはエスプレッソマシンがあるので、好きな時にエスプレッソを楽しめます。
07: デスク
廊下の突き当たりには、ちょっとしたデスクワークが可能な長テーブルと電源があります。ヴィラ内はもちろんwi-fiが飛んでいるので、忙しいビジネスマンなら合間に仕事することも可能でしょう。
また、左にある黒い丸はHarman CardonのBluetoothスピーカーです。
リゾートにはBGMが必要ってことをちゃんとわかってるなーと思った逸品です。
音量を大きくしても音質も良く、デザインもいいのでかなり気に入って帰国してから調べて買おうか悩み続けてます。
このスピーカー然としてないインテリアの一部として溶け込む感じがいいですね。さすがアヤナリゾートいいものを選んでます。
しかも、そんな高くないし。
08: バスタブ
バスルームも広い20畳くらいはあったと思います。
初日は当たり前のように紅白のフラワーバスをセッティングしてくれていました。
バスソルトやバブルバスの元もたっぷりあるので、快適なバスライフをエンジョイできます。
ウェルカムドリンクのシャンパンを持ってきて、乾杯しながらバブルバスにつかるセレブ感満載の時間を一応楽しみました。
09: シャワーブース
バスタブと別に大きなシャワーヘッドのシャワーブースがあります。
普通っちゃ普通ですが、別にしてあるとプールから出た後などに軽く浴びたりするにも便利なのです。
10:ウォークイン クローゼット
長期滞在するのにも便利なウォークインクローゼット。3畳ほどの広さで2人同時に入っても問題ありません。
大容量で持て余しました。
11: トイレ
あえてのトイレ!
海外旅行ではなかなか出会えないTOTOのウォシュレットです。
しかも、近づいたら便座の蓋が自動で上がる高性能タイプ。
そして、トイレの横にはガラス窓があるので開放感もある明るい雰囲気です。
もちろんヴィラの外から覗かれる心配はありません。
12: アメニティ
アメニティもたくさんあったので嬉しくて並べてしまいました。
以上、プライベートヴィラで気になる12設備の詳細レポートです。
かなりイメージが湧いたのではないでしょうか。私も旅行前はホテルサイトの写真数枚などでイメージを膨らませていましたが、実際に泊まってみたら、細かいところまでしっかり行き届くアヤナリゾートクオリティに感動しました。
また、ヴィラに宿泊するとアヤナリゾート内を満喫できる専用バトラーや直通携帯電話などの特別なサービスがたくさんあります。
こちらも合わせてチェックすると、アヤナリゾートのヴィラスタイルの全貌がクリアになってくると思います。
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ザ・ヴィラズアット アヤナリゾートの気になるお値段について
子供が生まれる前のラストチャンスということもあったので、今回はちょっと奮発した南国リゾートに行こうと考えてました。
旅行先として検討したのが、モルディブの水上コテージ5日間くらい、もしくは、バリ島一週間くらいで、その中でアヤナリゾート滞在を組み込むイメージで検討しました。
モルディブの水上コテージは、飛行機で乗り付けるリゾートなのでツアーになるので、一人最低20万円くらいからで大体50万円くらいは行くだけでかかります。
一方、バリ島旅行は、自分で飛行機からアレンジして、ウブドやスミニャックなどで好きなホテルに滞在して、最後にアヤナリゾートに2泊するようなスケジュールを組むとかなり安いプランができました。
バリ島一週間旅行予算(実費)2017年3月
合計:36万円
- 航空券往復 7万円×2人=14万円 ガルーダの直行便
- ウブド3泊 4万円
- スミニャック1泊 1万円
- アヤナリゾートヴィラ2泊 13万円
もちろんこれ以外にも食事代やらタクシーなどを使っていますが、航空券とホテルだけなら大人2人で36万円です。しかもアヤナリゾートにも2泊3日滞在することができます。
1週間の旅行で一人18万円は、相当コスパの良いプランニングができたかなと自画自賛してみます。
アヤナリゾート滞在のコツについて
アヤナリゾートに滞在するなら最低2泊からがオススメです。真ん中で丸1日滞在できるので、広大なアヤナリゾートを満喫できます。
そして、どこにもいかない笑
最終日に日本へ帰るガルーダインドネシアの直行便が深夜だったので、アヤナリゾートのチェックアウトした後もゆっくり滞在して、プールに入ったり、ご飯食べたり、スパしたりと夜中までゆっくり楽しめました。2泊でも結構大満足でしたが、もう少しのんびり過ごす時間を増やすために3泊二するのが、アヤナリゾートのヴィラ滞在のベストじゃないかと思います。ちなみに滞在中アヤナリゾートから外へ出ませんでしたが暇を持て余すようなことはありません。
観光などはバリ島滞在の前半にしておいたので、最後のアヤナリゾートでの2泊3日はただのんびり過ごすことに集中できるプランニング二したのです。結果的にこれが大正解でした。滞在中にプライベートヴィラを満喫する時間がたっぷり取れたからです。
もし、アヤナリゾートから出かけるなら、近くのウルワツ寺院やジンバランのビーチ沿いにあるイカンバカールなどはオススメです。
アヤナリゾート以外でバリ島滞在中に宿泊したエリアのホテル
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いずれも格安ですが、立地も良く、プールも楽しめたのでかなり満足度の高いホテルでした。
ザ・ヴィラズ アットアヤナリゾートの7種類のヴィラ
究極の贅沢ヴィラ ザ ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリ ヴィラの種類もたくさんあり、広さと立地で予算が大きく変わります。
まずは、広さ。
狭いヴィラでも300㎡からで、2〜3名なら十分すぎる広さです。
次に一気に500㎡ほどの広さで、バスルームやプライベートプールエリアがゆったりとした空間になります。
そして、予算が許せば最高級の最大3,000㎡アヤナヴィラという王族専用のようなヴィラもあります。
次に立地。
ヴィラのあるエリアは大きく2つあります。
ヴィラ専用フロントから近く、新しいエリアのクリフヴィラエリア。
もう一つアヤナリゾートのオープン時からあるホテルを挟んで反対側になるオーシャンヴィラエリア。
クリフヴィラの方が予算が若干高く、さらに海に面した「オーシャンフロント」ヴィラはさらに高くなるといった感じだ。
海に面していないが丘にあり、海が見えるヴィラは「オーシャンビューヴィラ」となる。
この辺りは実際に行ってみないとよくわかりません。
それでは、ヴィラを安いものから順に紹介していきます。
オーシャンビュー プールヴィラ 720$〜
- 広さ:298㎡
- 定員:3名
私はこの最も安い「オーシャンビューヴィラ」に宿泊しました。2名利用ならもう全く問題ない。子供1人増えても十分楽しめるでしょう。
また、アヤナリゾートを利用するサービスのレベルはどのヴィラでも同じなので、安いからといって何も変わりません。
純粋に広さと立地だけが変わるのです。
ただ、クリフヴィラを散歩した雰囲気が良かったので、次回泊まるならクリフヴィラエリアを狙いたい。
オーシャンフロント プールヴィラ 900$〜
- 広さ:298㎡
- 定員:3名
設備はオーシャンビューヴィラと一緒だけど、崖に面しているので少し高くなるオーシャンフロントヴィラ。立地に2万円ほどかけても海をみたいという人はここです!
オーシャンビュークリフヴィラ 855$〜
- 広さ:500㎡
- 定員:3名
こちらはクリフヴィラエリアの丘エリアにあるヴィラ。こちらは500平米の広さが魅力ですね。
それでも定員が3名。もう少し泊まれると思いますが。
オーシャンフロントクリフヴィラ 1,150$〜
- 広さ:500㎡
- 定員:3名
そして、クリフヴィラでさらにオーシャンフロントになるとさらに300ドル必要です。お金に余裕があればココですね。
ファミリーヴィラ 2ベッドルーム 1,050$〜
- 広さ:400㎡
- 定員:6名
意外にリーズナブルなのがファミリーヴィラ。6名なら一人当たり170ドルくらいだから一泊2万円ほどです。
ヴィラ2部屋より安く済みます。大家族ならココでしょう。
オーシャンフロント2ベットルームヴィラ 1,200$〜
- 広さ:530㎡
- 定員:6名
家族連れでお金持ちならオーシャンフロント2ベッドルームヴィラ。2家族で泊まるってのもありですね。楽しそうです。
アヤナヴィラ(3ベットルーム) 8,800$〜
広さ:3,000㎡
定員:大人9名はOK
最後に紹介する究極のヴィラ。アヤナの名を冠する「アヤナヴィラ」
一泊100万円。3,000平米は想像を絶します。
一生に1度でいいから泊まってみたいですが、使いこなす自身はありません。
この広大なヴィラ3,000㎡の敷地マップ。
広大なガーデンで、招待客100名までを呼んでパーティをすることも可能だそうだ。
右上の大きなガゼボ(東屋)あたりにディナーテーブルを並べるのだろうか。
3ベッドルームのヴィラエリアに加えて、右下にあるのが、プライベートのジム・スパエリア。
ヴィラから出る必要なんて全くなく、バリニーズマッサージもエステもここでできてしまう。
まさに王者のためのヴィラといった風である。
以上、7つのヴィラを予算や好み(広さと立地)に合わせて選べばOKだ。
エクスペディア ザ ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリ
また、エクスペディアでアヤナリゾートを予約する時はクーポンを忘れずに。
ヴィラの宿泊費の8%OFFクーポンはかなりお得です。
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ネット予約が便利な時代。 航空券もホテルも自分でネット予約で手配するのがもっとも安くて、自分好みの旅行ができるので、おすすめだ。 そのネット予約の中でもエクスペディア(Expedia)は、世界中のホテ ...