ウブド観光の夜には、バリ舞踏というのは定番のコース。
夕方のサンセットを観てからでも間に合う夜7時30分あたりにスタートするので、スケジュールとしても無理がない。
ディナーは9時頃からにして、その前にビールを軽く飲みながら、世界無形文化遺産である「バリ舞踏」をぜひ観ておきたい。
特にウブドは、「芸能の村」と呼ばれるので、毎晩ウブドでは、バリ舞踏・ケチャの定期公演が行われている。
バリ中心部からアクセスしやすい場所にも、ウブド王宮や寺院・パダン・トゥガル集会所、ダラムウブド寺院、ウォーターパレス、ダラム・タマン・カジャ寺院など、たくさんの舞台がある。
滞在の認定に合わせて観やすい日を選んで訪れれば良い。
ウブド周辺のバリ舞踏・ケチャの定期パフォーマンスケジュール
ウブド中心部で代表的な舞踏会場は3つほどある。
それぞれ曜日によって演目が異なるので、以下のスケジュールを参考にバリ舞踏を観覧のスケジュールを立てて欲しい。
ウブド王宮の演目 19:30〜
ウブド王宮では、伝統的なレゴンダンスを中心にバリでも著名なガムラングループ(歌舞団)が講演をしている。
- 月 レゴン
- 火 ラーマヤナ・バレエ
- 水 レゴン、バロン
- 木 レゴントランス
- 金 バロン
- 土 レゴン
- 日 マハーバーラタ・レゴン
残念ながら火を使うケチャダンスの演目はない。
ダラム・ウブド寺院 19:30〜
ウブド王宮からスタバ方面へ行き、しばらく進んでいくとダラム・ウブド寺院の入り口が右手に見える。
昼間訪れると受付でチケットも購入できる。
ウブドの森に囲まれた抜群のロケーションで、静謐な空気感を味わいながら、ケチャダンスを楽しめる。
そして、最後には、トランス状態の男が裸足で火の上を歩き回るファイヤーダンスで幕が閉じる。
夜の闇に火の粉が派手に舞う迫力は一見の価値ありだ。
- 月 ケチャ、ファイヤーダンス
- 火 なし
- 水 ジェゴグ
- 木 なし
- 金 ケチャ、ファイヤーダンス
- 土
- 日 なし
パダン・トゥガル集会所 19:00〜
迫力あるケチャが楽しめるウブド中心部サッカー場のある横道の端っこにある集会所。
昼あたりに散歩をしているとガムラングループ(歌舞団)の練習が聞こえてくることも。
こちらではケチャの完全版の公演が週3回行われる。
- 水・土・日 ケチャ、トランスダンス
ウブド バリ舞踏のチケットの購入
チケットは、ホテルでも、チケット売り場でも、道端の人でも、どこでも同じ75,000〜100,000rp(約700〜1,000円)ほど。路上で現地の人が売っているものでも、目当てのダンスだとわかったら安心して購入して良い。
席は完全自由席
入った人から好きな席に座れるので、いい場所を確保したい人は、30分くらいは早めに入った方がいいだろう。
ビンタンビールなどを売ってくれるおばさんがいたりするので、一杯やりながら雰囲気を楽しんでいれば、あっという間にダンスは始まるだろう。
開始15分ほど前の様子。1列目から埋まってくる。
ウブドの夜の闇に灯る火を眺めながら、男たちの合唱をBGMに展開するケチャの迫力
バリ舞踏は、いわゆる伝統的なダンスであるレゴン、バロンなどの踊り手の綺麗な所作を楽しむものと、大人数の男性たちが精霊として合唱して織りなされる迫力のあるケチャに大きく2分される。
個人的にイチオシしたいのは、「ケチャ」
男性たちが、40人くらい登場して輪になるところから始まる。
その輪を舞台に、踊り手がバリ舞踊を披露するのだが、そのBGMが全て男性たちの合唱なのだ。
「チャ、チャ、チャ」というリズムを担当する面々と、メロディラインを担当する独唱の男性とが重厚な合唱を作り上げており、楽器とは違う神秘的な雰囲気を味わうことができる。
彼らは、風や森などの自然物の役割を担うこともあり、その群像ダンスも見所になっている。
ダンスの信仰に合わせて陣形が変わったり、立って整列したり、舞台が変化するので観ていて飽きない。
また、大勢であることに油断して、たまに手を抜いている瞬間の男性を見つけるのも面白い。もしかしたら私の勘違いかもしれないが。
いずれにせよ、大勢が綺麗にシンクロした合唱と踊りは不思議な説得力や感動を生み出してくれる。
ウブドの夜に、幻想的な寺院や屋外の自然に囲まれて鑑賞するケチャダンスは無類の体験だ。
伝統文化に触れるといった堅苦しい感じではなく、ちょっとしたトランス気分を味わうことができる。
ぜひ、ウブドは日帰りではなく、バリ舞踏鑑賞やウブドの自然の静かな夜を満喫するために宿泊をおすすめしたい。
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